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ホテルパンの選び方

スチームコンベクションオーブン(スチコン)を導入された方が悩むのが、スチコン調理時に必ずと言っていいほど使用するホテルパンの選定です。多くの方の場合、導入時に営業担当者がお勧めするホテルパンをそのまま購入してらっしゃる方も多いとお思います。

一口にホテルパンと言っても、用途に応じて様々なサイズや種類がございますので今回はスチコン調理の際に使用するホテルパンの選び方をご説明します。

 

  • サイズを決める

 スチコン調理には主に2/11/12/31/2サイズが使われますが導入したスチコンに適応したホテルパンをお選びください。ホテルパンのサイズ規格は定められていますので、各社どのホテルパンでも1/1サイズであれ同じサイズ(数ミリ程度差があります)になっています。

 

  • 用途(調理法)を確認する

 スチコンでは焼物、煮物、蒸し物、揚げ物など様々な調理方法が可能です。調理方法ごとに必要となるホテルパンの深さや材質を選びます。

 焼物:浅型(深さ20mm35mm)のアルミホテルパンを推奨。肉や魚の油を切る必要がある場合は波型ホテルパンをお勧めします。

 煮物:深型(深さ65mm)のステンレスホテルパンを推奨。

 蒸し物:ステンレス穴あきホテルパン(35mm65mm)を推奨。

 揚げ物:網目のあるバスケットパンなどを推奨。

 

  • 商品の安全性を確認する

 ホテルパンは食材に直接触れるため、安全性を確認することも大切です。米国公衆衛生規格であるNSF認証を取得しているか、JIS規格で定められているステンレス鋼材に適合しているか、昨今ではHACCP(ハサップ)に対応しているか、など安全性が認められた製品を選ぶことをお勧めします。

 

以上が、スチコン調理時におけるホテルパンの基本的となる選び方となります。